2021.10.26 05:15地震による家具の転倒の危険性家具の転倒で一番怖いのが、ケガということは承知だと思います。また、倒れた家具の場所によっては避難が遅れたり、閉じ込められてしまうこともあります。震度7など強い揺れに見舞われた際は、家具の配置に関係なくテレビや電子レンジが吹き飛ぶという通常では考えられないことも起こりますので、扉から遠い場所の家具もしっかり固定しておかなければなりません。それだけではなく、転倒した家具が火気器具の上に落下したり倒れ込んでしまうと火災が発生する可能性もあります。特に暖房器具を使う冬場の地震は火災発生のリスクが高くなると言えるでしょう。また、料理中に地震が発生した時、電子レンジや食器棚などキッチン周りにある家具が倒れてくると火災に繋がります。
2021.10.26 04:54家具配置で気を付けること就寝位置や出入口と家具との関係は重要壁を背にした家具は前方に倒れてきますから、就寝位置は、家具の高さ分だけ離れるか、家具の 脇に決めた方が安全です。 また、家具が倒れて出入口を塞がれてしまっては大変です。 家具は出入口付近に置かない、あるいは万が一倒れても通り抜けられる空間を残せる位置に置くようにしましょう。
2021.09.15 04:47転倒落下移動防止器具一覧L型金具(下向き取り付け)家具と壁を木ネジ、ボルトで固定。スライド式、上向き、下向き取り付け式があり、下向き取り付けが最も強度が高い。ポール式器具(突っ張り棒)ネジ止めすることなく、家具と天井の隙間に設置する。粘着マットやストッパーとの組み合わせで強度が高くなる。粘着シート(マット式)粘着性のゲル状で、家具の底面と床面を接着させる着脱式移動防止ベルト壁とキャスター付き家具をつなげ、移動を防止する。チェーンつり下げ式照明器具などをチェーンやワイヤーなどで結ぶ。ストッパー式家具の前下部にくさびを挟み込み、家具を壁際に傾斜させる。キャスター下皿キャスターの下に置き、家具の移動を防止する。ガラス飛散防止フィルムガラス製の扉、窓などに貼るフィルム。割れた際の破片...
2021.07.14 04:59家具の転倒を防ぐグッズ紹介家具の転倒を防ぐグッズを紹介していきます。・L字金具家具の固定で一番安全性が高い方法は、家具を部屋に固定してしまうことです。ホームセンターなどにあるL字金具を使って、家具と壁をねじで固定することで強い揺れでも倒れにくくなります。
2021.07.14 04:35出入り口付近や廊下に家具を置かない部屋のドア付近に家具を置いていると、地震のときに家具がドアの方向へ倒れてしまう恐れがあります。廊下に置いてある家具が通路を塞ぐように倒れてしまい、避難できないこともあります。いざという時に避難経路をふさがないよう、出入り口の近くと通路には大きな家具を置かないようにすると安心です。参考文献
2021.07.14 04:32夜間でも被害の少ない家具配置のポイント夜間の眠っているときに地震が起こった場合、とっさに机の下に隠れることができる人は少ないでしょう。暗闇のなかで命を守るためにも、事前の備えは大切です。たとえば、就寝するスペースに転倒した家具がぶつからないよう、ベッドや布団と家具の間には十分なスペースを取っておくようにしましょう。地震のとき、家具は揺れながら移動し、そして転倒します。これは「ロッキング移動」と呼ばれる現象で、揺れが長く、大きくなる高層階ほど発生しやすくなります。ですから家具が移動しても安全なように、空間に余裕のあるレイアウトを心がけることが大切なのです。
2021.07.07 05:49地震の揺れを考慮して家具の配置を考える。部屋の揺れる方向を意識して家具の向きを決める建物には揺れやすい方向があります。たとえば下図のような長方形のマンションを上空から見た場合、地震のときには短い辺の向きで揺れやすくなります。試しにお手持ちの本を立てて、長辺と短辺、それぞれの方向に揺らしてみるとその違いを実感しやすいでしょう。
2021.07.07 05:44地震による怪我ほとんどの原因は家具最近の地震で被害にあった人の約50%が家具の落下・転倒に巻き込まれ怪我しています。1995年に発生した阪神淡路大震災では、死因のほとんどは家具の倒壊・転倒による圧迫死でした。今後発生が予測されている南海トラフでは家具の固定によって多くの被災者を減らすことができると思います。
2021.06.09 05:19高層階ほど揺れが大きく長くなります2011年に発生した東日本大震災の調査によると、「家具類の転倒・落下・移動があった」と答えた人の割合は、高い階層に住む人ほど多くなることがわかりました。