2021.09.15 04:47転倒落下移動防止器具一覧L型金具(下向き取り付け)家具と壁を木ネジ、ボルトで固定。スライド式、上向き、下向き取り付け式があり、下向き取り付けが最も強度が高い。ポール式器具(突っ張り棒)ネジ止めすることなく、家具と天井の隙間に設置する。粘着マットやストッパーとの組み合わせで強度が高くなる。粘着シート(マット式)粘着性のゲル状で、家具の底面と床面を接着させる着脱式移動防止ベルト壁とキャスター付き家具をつなげ、移動を防止する。チェーンつり下げ式照明器具などをチェーンやワイヤーなどで結ぶ。ストッパー式家具の前下部にくさびを挟み込み、家具を壁際に傾斜させる。キャスター下皿キャスターの下に置き、家具の移動を防止する。ガラス飛散防止フィルムガラス製の扉、窓などに貼るフィルム。割れた際の破片...
2021.09.08 05:25注意のいる家・ビルトインガレージのある家ビルトインガレージのある住宅では1階の道路側に壁がほとんどないため、耐震性が弱くなりやすい欠点があります。開口部を広くとることは、壁や柱で支える部分が減ってしまうので、家全体のバランスがくずれやすくなります。・大きな吹き抜けのある家玄関やリビングに吹き抜けがある家は、開放的で明るく人気がありますが、地震の揺れに備える柱と壁の量が少なくなるので、耐震性が弱くなってしまいます。・増改築をした家増築や改築で、家の形がL字やコ字になってしまうと、境界部分から壊れやすくなってしまいます。また、平屋建てに2階を増築した場合も、地震の揺れに弱くなります。
2021.09.08 05:23建物の構造と耐震性の関係木材を主要な構造部材とする木造住宅は、鉄筋コンクリート造や鉄骨造の住宅と比べ地震に弱いイメージがありますが決して地震に弱いというわけではありません。軽くしなやかな木造の建物は、同じ大きさの建物の中では揺れが小さくなるという特徴があります。木造住宅は、建物を支える筋交いや、バランスよく配置された耐力壁などによって地震に耐えるように作られています。建築基準法が定める耐震基準は1981年に大きく改正され、これを「新耐震基準」と呼び、現在でも建物を建てる際の耐震基準となっていますが、木造住宅については、 2000年にさらなる耐震性を確保するため建築基準法が改正されています。このため、2000年以前に建てられ た木造住宅は新耐震基準のものであっても、現在の耐震性...
2021.09.08 05:05地震に強い家の形地震に強い家の形は上から見たときに正方形や長方形に見えるシンプルな家が意外にも強いです。その理由は、家を囲んでいる6つの面全てが一体になり、地震の揺れに耐えようと踏ん張ることができるからです。なので二階が一階よりも飛び出しているなど壁面に凹凸が多かったり、L字型をしているような建物は、一点に揺れのエネルギーが集中するため、ゆがみやすくなります。